こんにちは、金田博之です。
今月の「金田博之オンライン勉強会」(金田博之公式LINEで毎月無料ご案内)は、「最速で成果を出す目標の立て方」をテーマに、対話形式で深掘りしました。この記事では勉強会の要点をかんたんにまとめます。以下に、今回の動画をそのまま視聴できるように埋め込みますので、ぜひチェックしてください。
今日の流れ(ダイジェスト)
参加者のお悩みの声は、「年初に目標を立てても三日坊主になる」「私生活と仕事の目標がバラバラで続かない」「チーム目標との関係がわかりにくい」「100%達成できないと落ち込んでやめてしまう」などでした。
勉強会では、目標を“作業”ではなく“目的からの逆算”と捉え直し、①目的先行で考える、②個人とチームを二階建てで設計する、③小さく始めて見える化する、の3つを軸に整理しました。実例として、世界遺産検定に挑戦する話題を使い、「行き先を決める→3ヶ月で行く場所を3つ決める→記録と宣言で継続する」までを具体化しました。
3つのポイント(全体像)
今回の視点は、「目標から先に決める」と「目的から逆算する」の対比です。先に“なりたい姿”を決めてから目標を設計します。
- 目的先行:行き先を決めてから目標を設計します。
- 二階建て:個人の目標とチーム・周囲への貢献をセットにします。
- 5分着手×見える化:小さく始めて宣言と記録で続けます。
1. 目的先行:行き先を決めてから目標を設計します。
なぜ大切か:目標だけを置くと“やらねば”になり、続きません。先に「なぜやるか(目的)」を決めると、目標は手段になり、意味づけが生まれます。
どんな工夫が必要か:今年の目的を一文で言語化します(例「知の旅を広げ、学びを発信する」)。その目的に沿って目標を1つだけ決めます(例「世界遺産検定1級に挑戦」)。目的と目標をワンセットで書き出すと、迷いが減ります。
どう実践すると良いか(たとえ話):カーナビは目的地を入れてから最短ルートが出ます。目標も“目的地”が先です。
2. 二階建て:個人の目標とチーム・周囲への貢献をセットにします。
なぜ大切か:個人だけを見ると孤独になり、チームだけを見ると自分ごと化できません。二階建てで考えると、達成率と満足度が同時に上がります。
どんな工夫が必要か:個人の到達点(例「1級合格」)に加え、周囲への価値を1つ決めます(例「学んだ内容を月1本で発信」や「部内勉強会を月1回開催」)。営業やプロジェクトでも「100%達成+スキル向上+連携強化」を同時に設計します。
どう実践すると良いか(たとえ話):二階建ての家は1階(自分)だけでは住みづらいです。2階(周囲への貢献)を乗せると、暮らしが豊かになります。
3. 5分着手×見える化:小さく始めて宣言と記録で続けます。
なぜ大切か:継続の最大の敵は完璧主義です。小さく始めれば、行動が止まりません。
どんな工夫が必要か:毎日5分の着手を“最優先ルール”にします。やったら一行で記録し、週1回だけ見返します。社内外の仲間に「やります/やりました」を短く宣言すると、続きやすくなります。100%に届かなくても、進捗を評価します。
どう実践すると良いか(たとえ話):山登りは一歩ずつ進みます。五合目まで行けたら十分成長です。次は六合目を目指します。
—(補足・具体例)—
・3ヶ月設計:行きたい場所を3つ決めて、月1回フィールド学習を入れます。勉強→現地→発信のサイクルを回します。
・月間設計:毎週の学習テーマを1つだけ決めます(例「世界遺産の登録基準」)。週末に10分でアウトプットします。
・チーム設計:同じテーマの人が3人以上いたら、月1回のミニ勉強会にします。共通ニーズは“チームのプログラム”にします。
・達成の考え方:10合目に届かなくても、5合目で得た学びを次の合目の設計に使います。未達は失敗ではなく設計の素材です。
おわりに
明日から使える目標設計は、特別なツールより「順番と姿勢」です。目的先行→二階建て→5分着手×見える化の3ステップを回すほど、目標は“重荷”から“前進の合図”に変わります。最初は小さく始めて、必ず記録していきます。
そして、金田博之YouTubeチャンネルでは、毎回のオンライン勉強会で私がお話しした内容の30分程度のダイジェスト版を公開しています。実際の勉強会では、この内容に加えてQ&Aや対話の時間もあり、より具体的な悩みを一緒にほどいていきます。以下に、今回の動画をそのまま視聴できるように埋め込んでますので、ぜひチェックしてください。
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