飛躍の1年にするために、年始にまず整えるべき3つの習慣(初期化/手放す/初速)

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こんにちは、金田博之です。
今月の「金田博之オンライン勉強会」(こちら:金田博之公式LINEで毎月無料ご案内)は、「飛躍の1年にするために年始にやっているお勧め習慣」をテーマに、対話形式で深掘りしました。この記事では勉強会の要点をかんたんにまとめます。以下に、今回の動画をそのまま視聴できるように埋め込みますので、ぜひチェックしてください。

今日の流れ(ダイジェスト)

参加者のお悩みの声は、「年始に何から手をつければいいか分からない」「やりたいことを書きすぎて、結局できずに落ち込む」「“やらないこと”をどう決めればいいか難しい」「年始の勢いを2月以降も続けるコツが知りたい」などでした。
勉強会では、まず年始にありがちな“計画の立て方”を確認したうえで、行動の前に気持ちを切り替える理由を整理し、次に「やらないこと」を先に決めて余白を作る考え方、最後に「最初の成功体験(アーリーウィン)」で勢いをつける方法へ、順番に話を進めました。途中では、断捨離の話や、ゴルフのコースマネジメント(無理せず設計してスコアを作る考え方)を例にしながら、仕事にも生活にも転用できる形に落とし込みました。

3つのポイント(全体像)

今回の視点は、「去年の延長」と「新しい自分」の対比です。「去年の延長」は、昨年の反省や成功をそのまま引きずって計画に入る状態で、「新しい自分」は、いったん気持ちをリセットして、フレッシュな状態から1年を設計し直す状態です。年始は気持ちが切り替わりやすいタイミングなので、ここを上手く使うだけで、その後の行動がラクになります。

  • 初期化:いきなり計画に入らず、まず気持ちを年始モードにリセットします。
  • 手放す:増やす前に「今年はやらない」を決めて、余白を作ります。
  • 初速:小さくても“早めの成功”を作り、勢いを自分で立ち上げます。

1. 初期化:いきなり計画に入らず、まず気持ちを年始モードにリセットします。

なぜ大切か:年始にいきなり計画を立てると、良くも悪くも「去年の延長」になりやすいからです。もちろん昨年の振り返りは大切ですが、年始は本来、家族や自然、ゆっくりした時間の中で自然体に戻れる貴重なタイミングです。ここで一度気持ちを切り替えておくと、計画や行動が“義務”ではなく“納得”から始まりやすくなります。
どんな工夫が必要か:ポイントは「初期化」を意識的にやることです。私の場合、年始は妻の実家がある長野で自然の中を散歩しながら、田園風景を見つつ「今年どんな状態だとハッピーか」をざっくり考えます。細かいToDoを10個も20個も作るより、まずは大きなイメージで十分です。たとえば「健康を大事にしたい」「自然に触れる時間を増やしたい」「仕事のやり方を“自分が回す”から“人を育てる”へ少しシフトしたい」など、気持ちが整う方向に寄せていきます。
どう実践すると良いか(たとえ話):スマホで言えば、アプリを増やす前に再起動して動きを軽くする感覚です。年始は、メールも職場も少し距離を置けるので、あえて“再起動”の時間を作ってみてください。おせちを食べながらでも、散歩しながらでも構いません。「今年はどう過ごせたら嬉しいか」を先に置くと、その後の計画が“自分に合った形”に整いやすくなります。

2. 手放す:増やす前に「今年はやらない」を決めて、余白を作ります。

なぜ大切か:年始に「これもやる、あれもやる」と増やすと、あとから必ず詰まります。すると、年末に残るのは“やれたことリスト”ではなく、“やれないことリスト”になりがちです。人の時間は24時間で有限なので、飛躍したいなら「増やす」より先に「減らす」を決めた方が現実的です。
どんな工夫が必要か:やらないことを決める基準は難しく聞こえますが、コツはシンプルで、「余白が生まれたら、代わりに何を大事にしたいか」をセットで考えることです。私の例で言うと、仕事や出張・会食などが続く中で、週末までパンパンにしてしまうと、結局リフレッシュや学びの時間が削られてしまいます。そこで「行かなくてもよい訪問」「断れる会食」などを意識的に減らして、浮いた時間を“より納得感のある投資”に振り替える発想に切り替えました。
どう実践すると良いか(たとえ話):ゴルフのコースマネジメントは「無理してピンを狙わず、設計してスコアを作る」考え方です。仕事でも同じで、いきなり全部を完璧に狙うより、「今日は刻む」「今日は無理しない」を決めた方が、結果が安定します。例えば、今まで“がむしゃら”にやっていたものを、今年は「回数を減らして質を上げる」「学びの時間を確保して頭を使う」に変えるだけで、疲弊が減って成果が残りやすくなります。

3. 初速:小さくても“早めの成功”を作り、勢いを自分で立ち上げます。

なぜ大切か:年始の勢いは放っておくと薄れます。だからこそ「早めに、うまくいった感」を作るのが重要です。ここで大事なのは、成功の定義を誰かではなく“自分で決める”ことです。仕事では評価者が成功を決める場面もありますが、年始の習慣づくりは自分主導でよいので、宣言しただけでも、本を読んだだけでも、「前に進んだ」と定義して構いません。
どんな工夫が必要か:おすすめは「3月までのゴール」をひとつだけ決めることです(山登りで言えば1合目〜3合目)。ゴールを決めた時点で、もう足を踏み入れています。次に、2月中の“プチ目標”をひとつ作り、3月に成功させにいく形にすると、年始の流れが2月以降も続きます。私の仕事の例では、「自分がリードする」から「幹部がリードできる状態へ」切り替えることを宣言しただけでも、最初のアーリーウィンになります。宣言に対して周りから前向きな反応が返ってくると、「方向性は合っている」と確信できて、次の行動が進みます。
どう実践すると良いか(たとえ話):ゴルフで言えば、1打目は大振りせず「当てにいく」だけでも十分です。1打目が整うと、18ホール全体の流れが良くなります。同じで、年始の1発目の成功は“小さくていい”ので、確実に当てにいきましょう。私のプライベートの例では、年始にコースマネジメントの本を5冊読むことで、意識のスイッチを「スイングの情報収集」から「設計でスコアを作る」に強引に切り替えました。これだけでも「切り替えができた」という成功体験になり、次の行動(2月の実践ラウンド)へ繋がります。

—(補足・具体例)—

年始は「増やす」より「整える」「減らす」「小さく勝つ」が効きます。特に、目標を高く置きすぎると、達成までが遠く感じて失速しやすいので、まずは“近い成功”を作ってから、必要に応じて上方修正する方が続きます。

明日からの一歩

  • 年末年始の気分が残っているうちに、3月末までのゴールを1つだけ決める:仕事でも私生活でもよいので「これができたら前進」と言えるものを1つに絞ります。
  • やらないことを1つだけ消す:毎週の会食を1回減らす、惰性の予定を1つ断るなど、余白が目に見える形で生まれるものがおすすめです。
  • “成功の定義”を自分で小さく設定する:宣言した、1冊読んだ、1回相談できた、ここまでで成功と決めると、2月以降も勢いが落ちにくくなります。

おわりに

年始は、計画の精度よりも「気持ちの初期化」「手放し」「初速づくり」が、その年の流れを決めます。まず整えて、減らして、小さく勝つ。ここまでできれば、あとは前に進みながら調整していけます。ぜひ今年のスタートに、使えるところから取り入れてみてください。

今回の動画ダイジェスト版

そして、金田博之YouTubeチャンネルでは、毎回のオンライン勉強会で私がお話しした内容の30分程度のダイジェスト版を公開しています。こちらのリンク先からご視聴ください。実際の勉強会では、この内容に加えてQ&Aや対話の時間もあり、より具体的な悩みを一緒にほどいていきます。

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