SpaceXAI日本代表として、もう一度ゼロから

| | , ,

こんにちは、金田博之です。

先日、Zscalerの日本代表を退任したご報告をしました。

その続きを、今日お伝えします。

SpaceX AIの日本代表に就任し、日本事業を率いていくことになりました。

数百人の組織から、また一人に

5年9か月かけて、Zscaler Japanは数百人の組織になりました。

そして今日、また一人になりました。

こう書くと、ずいぶん極端な話です。建物を一つ建て終えて、また更地に立っているようなものです。

でも、不思議と後ろ向きな気持ちはありません。

Zscaler Japanでの5年9か月は、多くの仲間と一緒に事業と組織をつくってきた時間でした。その経験は、更地に戻っても減りません。

そして今日から、もう一度ゼロから始めます。

オースティンで聞いた話

この決断につながった大きな出来事が、先月ありました。

オースティンまで飛び、イーロン・マスク氏から直接、これから実現しようとしている世界の話を聞く機会がありました。

正直に書くと、最初は半分くらい「これはSFの話なのでは?」と思っていました(笑)。

でも、本人は完全に本気でした。

しかも、「何をつくるのか」だけではありません。それが実現した先に、社会や人々の生活がどう変わるのかまで、鮮明に見えている。

聞いているうちに、鳥肌が立ちました。

帰りの飛行機の中で、私が考えていたのは「この船に乗るべきか」ではありませんでした。

「この船に乗らない理由があるだろうか」でした。

世界ではとてつもない規模、日本ではゼロ

とはいえ、世界で壮大な構想が進んでいる一方で、日本に戻れば、今のメンバーは私一人です(笑)。

チームも、体制も、お客様やパートナーの皆様との関係も、すべてこれからです。

世界的にはとんでもないスケールで動いている事業なのに、日本ではまだ何もない。

このギャップの前に立っている今が、何年ぶりかにしびれるほど楽しいです。

同じ市場の反対側で戦ってきた二人が、タッグを組む

今回の挑戦には、面白いご縁もあります。

APJ(日本を含むアジア太平洋地域)全体を統括するリーダーは、最近までPalo Alto Networksで、日本を含むアジア全体、数千人規模の組織を率いていた方です。

私はその間、Zscalerで日本を率いていました。

同じ市場で、長いあいだ、反対側に立ってきた二人です。

その二人が、今度は同じチームでタッグを組む。

こういうことが起きるから、長く仕事を続けるのは面白いと思います。

いただいた言葉が、足を軽くしてくれました

Zscalerを離れる際には、本当にたくさんの温かいメッセージをいただきました。

一つひとつ、読ませていただきました。

正直に書くと、役割が変わる瞬間というのは、どこか心細いものです。

皆さんからいただいた言葉のおかげで、次の挑戦へ向かう足が、すっと軽くなりました。

グローバルのチーム、そしてこれまで支えてくださったすべての皆様に、改めて感謝しています。

これから、一つずつ形にしていきます

こういうとき、すぐに動きたくなります。

でも、順番を間違えたくありません。

まずは日本のチームをつくることから始めます。そして私自身も、事業とテクノロジーをしっかりキャッチアップします。

その土台ができた段階で、日本のお客様、パートナーの皆様にも、順次ご挨拶に似ってまいります。

まだ何も持っていないうちに、勢いだけでお会いに行くことはしたくない。それは、相手の時間をいただくことになるからです。

その先にやりたいのは、三つを重ねることです。

SpaceX AIだからできること。日本だからできること。そして、まだ誰も考えていないこと。

この三つが重なるところを、一つずつ形にしていけたらと思っています。

おわりに

日本は、世界でも要求水準の高い市場です。そして、SpaceXあるいはSpaceX AIという名前への期待も大きい。

正直、これまでで一番大きな挑戦だと思っています。

それでも、怖さより「やってみたい」という気持ちが、完全に勝っています。

考えてみれば、5年9か月前も、小さなチームから始まりました。

そして今日、もう一度ゼロから。

これは、転職の話に限ったことではないと思います。

何かをゼロから始めるとき、目の前には「まだないもの」しかありません。その状態は不安ですが、同時に、自分で形を決められるということでもあります。

この文章を読んでいるあなたのカウントダウンは、今どのあたりでしょうか。

カウントダウンは終わりました。

点火、そしてリフトオフ。

ここからどこまで行けるのか、自分自身が一番楽しみにしています。

私の情報発信チャンネル

金田博之オンライン勉強会は毎月無料で開催しています。カメラオフでも気軽に参加できます。次回のご案内や資料の配布は、金田博之公式LINEでお知らせしています。よろしければ、登録して最新情報を受け取ってください。

▶ 金田博之公式LINEはこちら:https://www.hiroyukikaneda.com/Line-Account/

そして、金田博之YouTubeチャンネルでは、毎回のオンライン勉強会で私がお話しした内容の30分程度のダイジェスト版を公開しています。こちらのリンク先からご視聴ください。実際の勉強会では、この内容に加えてQ&Aや対話の時間もあり、より具体的な悩みを一緒にほどいていきます。

▶ 金田博之YouTubeチャンネルはこちら:https://www.youtube.com/@hiroyukikaneda

Previous

【Zscaler Japan退任】最高の状態で引き継ぐ—5年9か月の感謝と、次の旅へ