海外のエグゼクティブに学んだ、最高の連休の過ごし方

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GWはいかがお過ごしでしたか?

今年は、コロナウィルスの影響でとても行動範囲が狭まったGWでしたね。今まで経験したことがない強烈な記憶になりましたね。

私は家族で家でノンビリ。その分GWは筋トレ。筋トレで体を絞って1年。今は継続して自宅でパンプアップしたり、絞ったりしながらシックスパックになってきました。

でも、来年は海外行ったり、この溜まったウップン分思いっきり遊びたいです。その意味で、来年のGWに備えたコラムを作成しました。

 

今日のテーマ

ほぼ毎月のように、海外に出張してきた私ですが、いつも気づかされることがあるんです。

それは海外のビジネスマンは連休の過ごし方が日本人より、圧倒的に上手いということ。

そこで、来年のGW、あるいは今後の連休に備えて「最高の連休の過ごし方」を伝授します。私が毎年取り組んでいる、超ラクなメソッドです!

このブログでは、私が一流グローバルエリートから学び日々実践しているノート&メモ活用術を紹介しています。出版累計10冊、グローバルトップタレント7年連続、外資系/日系両マネジメント経験を持つ著者であり現役ビジネスパーソンである私が「29歳の人生戦略ノート」から15年以上毎日書き続けた「自分を変える」「チャンスを呼び込む」「人生を変える」実践ノウハウを公開しています。

このブログに初めて訪ねられたなら、こちらで私のブログの全体像と活用法を説明してます。読者に有益なブログになるように工夫を凝らしているのでぜひ覗いてみてください。

私のブログの全体像と使い方

では、本題です!

 

海外のエグゼクティブに学んだ、最高の連休の過ごし方

 

ドイツ人やフランス人は4週間休むのも当たり前だし、アメリカではそこまで長い連休は稀ですがキャンプとか、グライダーで空を飛んだりとか、日本人はあまりやらないようなエキサイティングな遊びをするのが上手いのです。仕事で海外の各界のトップ達と接するとみんなめちゃめちゃ忙しいはずなのに、連休明け、なぜかすごくリフレッシュした表情で帰ってくるんですよ

片や、私も含め日本人はせいぜいGWで1週間程度の連休を取るのが精一杯。しかも、連休中はひたすらダラけて連休最終日には憂鬱に・・・連休明け症候群で、ぐったりして連休明けを迎える人が大半ですよね。

一体、何が違うのかな?って考えたのです。

そこでたどり着いたのは、長い連休は取れなくても海外のエグゼクティブ達の過ごし方を真似ることだけはできるはず!ということ。

繰り返しになりますが、日本人は、連休は文字通り体を休めることを第一目的に過ごす人がほとんどです。仮に旅行に行っても、仕事のことが半端に頭をよぎって疲れが取りきれない、なんてことも

一方、欧米の人達は自分の人生にプラスになることを考えて過ごしている

これが、エグゼクティブ達の連休の過ごし方を見て気づいた最大の違いです。

これをヒントに、私がアレンジした最強の連休の過ごし方をお伝えします!

 

遊びと成長は、両立できる

 

休みはとことん遊ぶべきか?それとも、勉強や成長にあてるべきか?という二項対立がありますよね。ビジネス書や雑誌でも、たびたび取りあげられる話題です。

でも実は、この2つって対立する問題じゃないんですよ。この2つを同時に叶えてしまうのが今回ご紹介する、連休の過ごし方です。

つまり、「遊びながら」「成長」もできてしまうということ!

むしろ、すべてを忘れて遊べば遊ぶほど成長につながる、という方法なんです。

 

リフレッシュ&事前の仕込みが重要

 

仕事を忘れて自宅で入浴しているときにかえっていいアイディアが思いついたりすることって、ありませんか?

それと同じで、仕事のことばかり考えている日常よりも連休中にリフレッシュしたほうが有意義な思考や行動が導けることが多いんです。(理由は後述します)これを利用することで、連休中に思いきり遊ぶことが成長につながるんです。

とはいっても、ただ単に、全力で遊ぶだけでいいわけじゃありません。連休に入る前の仕込みが重要なんです。

遊びながら過ごすだけで成長までできてしまう。そんな有意義な連休を過ごすためには連休前に、プチゴールを立てておくことが重要です。「プチゴール」の種を蒔いておくことで遊びながら、その種が育っていくイメージ。

例えば僕の場合は今年、全社の戦略策定に関わる中でより相手に伝わる計画の作り方考えたいと思ったので「物事をシンプルに伝える」ということが、目下の目標になっています。そこで、今年のGWは「物事をシンプルに伝える」を「プチゴール」として設定しようと考えています。

具体的な方法は、以下の通りです。

 

実践1:連休の休み&遊びモードに入る前に「プチゴール」設定をする

 

ノートに、最低1つの目標を書きます。10個書いてもOK。小さな目標でもいいし、長いスパンで達成するような大きなものでもかまいません。ここでも、今までお伝えしてきたノート術同様に、文字として書いて残すことが重要です。

 

実践2:ゴール達成のイメージを擦り込む

 

連休の初日は、そのプチゴールを達成した自分を妄想してください。実現のイメージを、体に叩き込む。そのとき、そのゴールに近づけてくれそうな本を使ってイメージをより明確にするのもおすすめです。

例えば、私の場合。有名な本ですが、おすすめの1冊があります。

Think Simple』。Appleのスティーブ・ジョブズの元で10年以上、仕事を共にしたケン・シーガルという人物の著書です。ジョブズと過ごす中で学んだシンプルに考え、行動するというメソッド。著者がジョブズから学んだ「シンプル」に考える極意をAppleの製品とともに振り返る書です。この本自体がとてもシンプルに書かれています。まさに、今の私にぴったりの1冊。思考法を整理するうえでみなさんにも、お勧めです!

この1冊を使って、「物事をシンプルに伝える」というプチゴールを達成した姿を思い描いてみます。ページをめくりながら、妄想を膨らませます。本を読んで、自分もジョブズになった気持ちになる。次の会議で上層部にアイディアを絶賛される姿。複雑な問題をあたかも魔法のようにシンプルに整理できた状況を思い描いてみます。こうして未来の成功体験を強くイメージするんです。

これで、連休前の「仕込み」は完了です。

Think Simpmleもここで紹介しておきます。

 

Think Simple ―アップルを生みだす熱狂的哲学(ケン・シーガル著)

複雑に考えて仕事する自分を、誇りに思っていないか。
「シンプル」は現代ビジネスにおける最強の武器だ
スティーブ・ジョブズのもとでアップルの「Think Different」キャンペーンにたずさわり、iMacを命名した伝説のクリエイティブ・ディレクターが初めて明かす、ビジネスとクリエイティブにおける「シンプル」という哲学。
いまや世界一のテクノロジー企業となったアップル躍進の秘密とは?もちろん誰もが知っている事実がある。アップルには偉大なるビジョナリーがいた。デザインに優れ、エンジニアリングにも、製造も小売もマーケティングもコミュニケーションもすべてが優れていた。だが、それらすべてを超越した何かが、真にアップルをアップルたらしめたのだ。
――アップルは「シンプル」の熱狂的信者なのだ
本書は著者にしか知りえないさまざまなアップルでのエピソードを題材としながら、〈シンプル〉という哲学を、核となる10の要素に落としこんで紹介する。マーケティングの考え方、イノベーションをいかに生みだすのか、組織の生産性をどう高めるのか、アイデアを実現させる方法、意思決定の仕方、社内や顧問とのコミュニケーションのとりかたまで ―あなたも〈シンプル〉という武器を手にすることで、この複雑な世界においてクリエイティブな力を発揮することができるはずだ。

 

実践3:すべてを忘れ、ひたすら遊ぶ

 

ここまで仕込んでおけば、あとはひたすら、自分の好きなように連休をエンジョイすればOK。

とにかく、遊びまくってください

ただし、自分がリラックスできること。できれば、普段なかなかできない体験をすること。これが重要です。

なぜなら、リラックスした無意識こそが「プチゴール」の種を育ててくれるから。

種を仕込んでおけば、遊んでいる間に「成長しなきゃ!」と考えなくても、勝手に自分の頭や体に成長した自分のイメージが擦り込まれていくんです。

そのイメージは、日を追うごとに、どんどん膨らんでいきます。

無意識の力を借りる」というのが、最大のポイントです。

連休中も必死に勉強したり、仕事のことばかり考えていると、この「無意識」がうまく働いてくれません。それは、ストレスで頭が圧迫されてしまうから。

普段受けない刺激を受ければ、いつもは開かれていない部分が解放されます。

明日も仕事だ・・・と考えなくて済む連休中は、無意識の力が活発に動き出すベストなタイミングなんです

冒頭で、すべてを忘れて遊べば遊ぶほど成長につながるとお伝えしたのは、これが理由です。

そして、最後に重要なポイントが1つ。

 

実践4:1日1回「プチゴール」を振り返る

 

1日に1回でいいので、プチゴールを書き込んだノートを広げてください

こうすることで、1日の間に薄れてきた自分の目標を再度頭に擦り込むことができます。

こうして連休前に決めたプチゴールを眺めていると、おそらく、もう1個プチゴールを書き足したくなるはずです。これは、遊んでいる間に、勝手に自分が「成長」したから。連休前には思いつかなかった次の目標が無意識の中で、育ったんです。

これが、遊んでいるだけで連休中に成長できるという言葉の意味です。ノートを広げて、プチゴールを眺める。そして、書きたいことがあったら新たに目標を書き足す。

これだけなら、ほんの10秒。長くても、1分もかかりません

無理に目標を立てようとしなくていいんです。あくまで、自然に湧いてきたときだけでOK。そして、次の日も同じように、目一杯遊びます。そして、ノートを開きます。

すると、不思議なことにその夜にも、また次の目標が浮かんできたりするんですよ。こうやって、新たな目標が浮かぶときもあれば、そうでない日もあります。無理に新たな目標を立てようとしなくてOK。

でも、ノートだけは開いてプチゴールを振り返る。これだけはやってください。もちろん、意欲が湧いたらさきほどの『Think Simple』のような背中を押してくれる本を読んでもかまいません。

絶対にインプットの時間を取ってはダメ、というわけではなく、自分がリラックスして過ごせることが第一です。

こうして、毎日プチゴールを振り返り、リラックスして遊ぶことで潜在意識が働くというわけです。

雑念も、仕事の心配もない頭の中にプチゴールの種を蒔いてやると、それだけで、自然と自分がパワーアップします。このサイクルを連休中繰り返すだけでOK。

単に遊べて楽しい、っていう気持ちが得られるだけでなく気持ちがどんどん前向きになっているのを感じるはずです。こうして過ごした連休の最終日は、いつものようなどんよりとした気持ちではなく、新たなチャレンジをしたくなります。

私が、海外のエグゼクティブ達の行動と連休明けのすがすがしい表情から学んだのはまさに、このことでした。それに気づいた5年前から私もずっと、この方法で過ごしています。

 

効果:1年ごとの自分の成長がわかる

 

この方法が効果を発揮するのはその連休だけじゃありません。連休のたびに、こうしてプチゴールを設定することで自分の長期スパンでの変化にも気づけるんです。

このブログで繰り返し触れていますが、ノート術のメリットは、後から振り返ることで、自分がどんな道をたどってきたのか把握できること。そして、過去の成功体験を後から再現できることにあります。

連休のたびに立てた目標がよりステップアップしてスケールの大きなものになっていることを実感したときに、自信が生まれます。そして、しばらく忘れていた自分の強みや成功のメソッドを思い出すこともできるんです。

連休前の前日に「仕込み」をして最終日に、それを整理する。

連休の間は、目標を振り返ってとことん遊ぶだけ。

余計な思考は止めて、遊ぶだけ。

このサンドイッチ方式勝手に自分が育っていく。遊びか、勉強かの二択ではなくどっちも同時に手に入れる、欲張りな方法です。

毎日午後に起きて、夜は飲み明かして連休中にも仕事のことを気にしながら最終日は憂鬱に・・・そんな連休とは、今年でおさらばしちゃいましょう。

この方法は、GW、お盆休み、正月休みなどあらゆる長期休暇に使えます。いきなり海外に飛ぶ人もいるでしょうし、どこにも行かず、ゆっくり家で本を読む人もいるでしょう。どんな過ごし方でも、やり方は同じです。

 

おまけに

私はよく、ドライブ&温泉に行くんですが、夜、温泉に浸かるとよくアイディアが浮かんでくるんです。仕事のあのシーンで、こうすればいいんじゃないか?といった具合。プールサイドにいるときにアイディアを思いつく人もいるかもしれません。

とにかく、先ほどお伝えしたように脳がリラックスした状態だから、普段以上にいろいろなことを思いつくんですよね。

これは、逃す手はありません。

でも、連休中ずっと肌身離さずノートを持ち歩くわけにはいきませんよね(笑)。それに、リラックスできない状況では無意識の力を発揮することもできません。

そこでおすすめなのは、可能な範囲で、スマホに気づきを記入して自分宛にメールを送ること。これを、毎日のプチゴール設定のタイミングや連休の最終日などに、成長日記に転記すればOKです。この方法なら、家族や友達と過ごすときにも、自然にメモができます。

次の連休にすべてをかけている人もこの「プチゴール」、実践してみてくださいね。

 

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