メンバーの本音を引き出す「飲み×会議」

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本日お送りしたいテーマはメンバーの本音を引き出す「飲み×会議」、です。今日も自分独自の実体験をベースに3分程度で読める内容にまとめました。では、はりきっていきましょう!

30代前半のときだったか。以前、私の組織の中の一部門のチームメンバー全員と飲みに行った時のことです。私が当時のポジションに1年前に就任して以来、みんなに本音で話をしてほしくて企画した思い入れのある全員飲み。要は、組織の課題(うまくいっている面も含め)をみんなでぶっちゃけてもらう会です。

「そんな飲みを企画してみんな来てくれるか?」
「みんな楽しんでくれるか?」
などいろいろ考えていたのですが、企画してみるとそんな心配はなんだったのか、みんな来てもらい、楽しく、いろんな会話(ぶっちゃけトークに盛り上がりました。

しょせん飲み、でも、されど飲み。みんなが参加してくれて、これほど嬉しいと思うことはありません。

課題のない組織はありません。

だから上司として嫌な話を聞き、つらいこともあります。しかし、結果的に組織が発展するなら、そんなの小さな悩みになりませんか? と思い込みつつも、ドキドキしていたのは正直な感想です。

そして重要なのは、この次の日の取り組みです。ただ飲み会をして発散してはもったいない

次の日に代わり、その日中は、我々組織の追求すべき価値について、みんなでブレーンストーミング(本音で自由議論)をしました。自分自身はその前日の飲みでみんながぶっちゃけてくれた論点を整理し、紙に構造化し、そしてブレストを実施しました。飲み会で発散した内容を元に、いい面も改善面もみんなで本音で話し合う日中の場を企画してみたわけです。

これまで仕事中心の会議ばかりでしたが、このようにそもそも議論をしたのは初めて。会の流れによっては、悪いほうに悪いほうに会話が流れてしまい、メンバー同士の関係を悪化させる恐怖感があったわけです。

仕事の話を一旦抜きにして、結果的に自部門の課題を整理した上で、①あるべき姿②ミッション③価値観をブレストすることってとても重要と認識しました。

組織はトップからの方針を落とす方法もありますが、こうして現場主体で自ら価値を高めていくことはとても重要。そして、現場の意見を吸い上げていくことで、チーム間の価値観の共有ややる気の向上に繋がることが実感できました。

お酒も入れながら本音トークをし、その後の業務時間でブレストをすることで、意見を自由に発散させ、そして収束させることができるのです。

その後、私は40代になり、今でもことあるごとにメンバーの本音を引き出すさまざまな工夫を続けています。

 

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今日も明日も、あなたにとって、私にとって、よい一日でありますように!

お互い切磋琢磨していきましょう。

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