主語のない日本社会の「論理の罠」

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本日お送りしたいテーマは主語のない日本社会の「論理の罠」、です。今日も自分独自の実体験をベースに3分程度で読める内容にまとめました。では、はりきっていきましょう!

「主語」を明確にすることの重要性に気づかされます。主語が明確でない会話は「誰が主体者か?」「誰が責任者か?」「誰に話せばいいか?」がわかりません。海外出張するたびに実感するのですが、この背景、日本社会の弊害とも考えられます。

外国人と打ち合わせをすると

  • “I”なのか”We”なのか
  • “He”なのか”They”なのか
  • “It”なのか”There is/are”なのか

日本人にとっては、これらを意識して話さなければならなくなります。

そして、それが

  • 主観(I/We)なのか
  • 客観(There/It)なのか

あるいは誰が主体者なのかも明確にしなければなりません。

だから、海外は「責任」をはっきりさせる文化が浸透しています。よく英語で「Role & Responsibility(役割と責任)」と言いますが、こうした言葉が定着しているくらいです。だから、自分の責任範囲はしっかりやるから、その分、時間管理もはっきりしています。残業をするときもあればしないときもある、休日は思いっきり休む・遊ぶといったように。

そして責任がしっかりしているから、スペシャリスト(専門家)が育ちやすい環境でもあります。だから人材が流動し、転職市場も活気があります。専門性が高いほど給料も高くなります。そこには年功序列という概念はありません。

欧米式が正しいと別に言い切りませんが、とはいえ、グローバル化が進む中で、こうしたことを理解し、生かせるところは日本でも生かしていきたいですね。

主語を意識して話すと、話す主体者や目的を意識して話すことが自然とできます。例えば、自分の部下が言っている主張が不明確な際、「主語を明確にしてみて」と言うと論点がしっかりしてきます。逆の立場にたつと、「主語を明確に意識しながら話す」と相手とのミスコミュニケーションの確率が下がります。

  • 誰が
  • 誰に対して
  • 何を
  • どうするのか?

こういう会話に慣れてくると今まで曖昧だった議論や報告が丁寧になり、阿吽だけでは成り立たない状況下でも、より効果的なコミュニケーションが可能になります。

主語を明確にする、つまり丁寧な会話を心がけることにつながります。部下をもたれる方は、「主語」を意識しながら、普段の報告を聞いてみることをお勧めします。

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