「自己創造」するためのマニュアル化

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こんにちは、金田です。
今日も当サイトにアクセスいただき、ありがとうございます!

本日お送りしたいテーマは「自己創造」するためのマニュアル化、です。今日も自分独自の実体験をベースに3分程度で読める内容にまとめました。では、はりきっていきましょう!

前回、仕事のマニュアル化のメリットについてまとめてみました(こちらのコラムです)。今回は、私が考えるその本質についてまとめてみたいと思います。

やり方やレベルの差はあれ、仕事のマニュアル化を行う周りや部下をみかけますが、一つ注意が必要なことは

マニュアル人間にならない

ことです。

こうしてマニュアル化し形式知化した時点ですでに陳腐化するリスクがあるため、過去の成功に囚われてはよくないからです。

一見、前回の主張と矛盾しているように思えますが、この取り組みの本質は「自己創造するためのマニュアル化」である点です。この点について、今回は言及してみます。

マニュアル化したら経験の蓄積はそこで終わり頭の引き出しに整理します。それ以上はヘタに引きづらない。これが終わると新しいマニュアル化作業を行うために新しいものを創造する意識が芽生えます。

この創造サイクルをつくりだすためにマニュアル化して整理しておくのです。そしてその蓄積が自分の競争力の源泉と思っています。

この発想を組織の情報共有プロセスに応用したことがあります。

その一つを「What’s New Today」と呼んでおりメンバー主導のもと毎週定期的に開催してきました。

メンバーの一日の「小さな成功体験(ミニサクセスストーリー)」を全員で共有し、これをドキュメントやマニュアルに蓄積して全員で共有します。これも過去の蓄積が本質的な目的ではなく、新しい組織やスキルのあり方を創造するためのプロセスと自分の中で定義しています。

実際、私自身はこの会に参加者として入り、これまでの組織の発展計画のアイデアをそこからたくさん掘り出しています。

私はこのように、自分の経験や成功の秘訣に対して隠し事をほとんどしたことがないと思います。

「私の強みは?」

と聞くとそう答えてくれる人が何人かいます。

自分なりに解釈すると、自分がやってきたことをマネされても、自分にプラスになってマイナスの影響がないと思っているためです。

なぜなら、自分で作り上げてきたその過程のプロセスが重要であり、その成果物である秘訣の部分は実はその時点で自分の中で大衆化しているためです。マネされる頃には新しいことにチャレンジしたり蓄積している自信があるためです。

むしろそれを自己証明するために経験を惜しみなく形に残して出しているのかも知れません。

「競争力の源泉を蓄積するサイクル」

と、

「競争優位を創造するサイクル」

を工夫し改良していきたいと思います。

 

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今日も明日も、あなたにとって、私にとって、よい一日でありますように!

お互い切磋琢磨していきましょう。

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