ノートに「小さな成功体験」を一行書く絶大効果

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いよいよ梅雨入りしましたね。
元々行動範囲が狭い環境の中で更に狭まりますね。
でもそんな先週末の土曜日もドライブしました。
森林浴と温泉です。


雨が降っても森林は気持ち良かったです。露天風呂から雨と川の音を聞きながらしばしゆったりとした贅沢な時間を堪能しました。

そして日曜日は新刊の原稿に取り掛かりました。
だいぶ全体の骨格が出てきて、早く初稿が完了するのが楽しみです!

6月もいよいよ後半にさしかかり、梅雨が明けたら夏に突入。
コロナに気をつけつつも、やっぱり夏は海に行ったり、バーベキューをしたり、アウトドアをエンジョイしたいですね!

今日のテーマ

今回はこちらのコラムの続編です。(こちらを先に読むと話が繋がります)

仕事力が向上するノート術は1日1行書いてきます。たったそれだけです。私がここで紹介するノート術は、拙著「29歳からの人生戦略ノート」で「成長日記」として紹介していました。自分が成長することができるノートの書き方をあなたに伝授します。

このブログでは、私が一流グローバルエリートから学び日々実践しているノート&メモ活用術を紹介しています。出版累計10冊、グローバルトップタレント7年連続、外資系/日系両マネジメント経験を持つ著者であり現役ビジネスパーソンである私が「29歳の人生戦略ノート」から15年以上毎日書き続けた「自分を変える」「チャンスを呼び込む」「人生を変える」実践ノウハウを公開しています。

このブログに初めて訪ねられたなら、こちらで私のブログの全体像と活用法を説明してます。読者に有益なブログになるように工夫を凝らしているのでぜひ覗いてみてください。

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また、私のメルマガ「出世したサラリーマンが絶対やらなかったこと」は、30歳から大きく出世してきた人達の失敗談をベースに、より多様な働き方へのニーズに対して、より多くの方のビジネススタイルにフィットした内容をお届けしています。まぐまぐ大賞を2017年、2018年に続き2019年も受賞いたしました。キャリアアップ部門で第1位です。

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私のオンラインサロンも20年以上、グローバルを舞台に苦労や成長を重ねてきた私の経験を惜しみなく社外にも還元すること。そして、「グローバルで活躍できる日本人を育成する」、さらには「現場から、日本を今よりも元気にする」ことを目的に5年前に「草の根活動」で開始した「金田博之オンラインサロン(略称:金田サロン)」ですが、経験を重ねその内容を充実させてきました。

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私がここで紹介するノート術は、拙著「29歳からの人生戦略ノート」で「成長日記」として紹介していました。

この書籍は私の処女作ですが、日本だけでなく台湾語や韓国語にも翻訳され、ベストセラーになりました。おそらく、あなたが知っている日記とは全く違ったものになると思います。

私が今からお伝えする方法で成長日記を書いていくと、自分が成長しているのが一目瞭然。ワクワクするほどわかるようになります。

自分が成長することができるノートの書き方をあなたに伝授します。

まずは、慣れるまであなたが普段持ち歩くノートで実践してみてください!

このノート術には、様々な細かい工夫が施されています。

今回は、その全体イメージをお伝えし、次回から細かいノウハウをお伝えしていきます。

 

ノートに「ミニサクセスストーリー」を書く

 

私の成長日記では、あなたが感じたミニサクセスストーリー1日最低1行ほど書きます。

ミニサクセスストーリー??

それはあなたが一日の行動で「うまくいった・うまくできた」と感じた小さな成功体験談です。

うまくいったことであれば、どんな内容でも構いません。

 

例えば

・今日は朝早く起きることができた

・プレゼンで時間通りに話すことができた

など、些細なことでいいので1行書いてみてください。

 

ここで強調しておきたいことがひとつあります。

成長日記に1行書く内容はうまくいったこと

つまり経験をとおして「俺(私)、こんなことできたんだぁ~」という自分自身における学びを書きます。

自分が「できる・できた」という「成功体験」であることが、とても重要なんです。

 

多くの人が自分の成功に気づいていない!?

 

なぜ、こんなことを言ってるかと言うと、「 多くの人が自分の成功に気づいていない 」からです。

成功というと「大きな目標」を達成した状態をイメージしてしまう。

でも、一番重要なのは、もっと目先にある日々の行動の結果から何を学び、何をアウトプットしたか?

日々の「小さな成果」を積み上げること。

多くの人がその重要さに気づいていないのです。

あるいは、わかっちゃいるけど「行動」に移せていない。

 

多くの人が自分の成功を分析していない!?

 

そして、「多くの人が自分の成功を分析していない」のです。

例えば今日1日、

・プレゼンがいつもよりキレ味よかった

・会議の準備、段取りがよかった

・分析で新たな発見をしてくれた

など、こうした成果を出した部下を褒めて、「なんでうまくできたの?」 って聞くと、明快な答えが出てこないのです。

 

そもそも何で褒められたか本人がわかっていない。

つまり、「ミニサクセス(小さな成功体験)」を毎日のように見過ごしている人が多いのです。

日々の小さな成果に気づき、その成功分析をすること。

これは、大きな成果を出すためにとても重要なことなんです。

小さな成果を確実に出していかないで、大きな成果なんて出せません。

 

繰り返し言います。

日々の小さな成果に気づき、その成功分析をすること。

これがどんなに能力の差があっても確実に大きく成長できる方法なのです。

 

なぜなら

・私自身がそれを実践して大きく成長し、今も継続(10年以上進化)

・自部門に入った21名の新卒社員部下をまとめて成長(翌年、グローバル会議で成功事例として発表。 その後グローバル全地域で新卒採用を開始)

・自分が昇格する度に、毎回部下を部長に昇格(後継者育成)

・自分よりも10歳以上離れている40代後半の(なかなか変わらない)シニア社員部下をやる気に

・日本人だけでなくアメリカ人、ドイツ人、中国人などの外国人部下を「日本」で昇進

など、これらはあくまで一例ですが多くの人が成長できたからです。

 

だから、ここで伝えていることは全て実体験の成功に基づくこと。

まずはそれができるように習慣化していくことが重要です。

 

成功体験はたったの1行で書く(そして進化する)

 

面倒なことは言っていません。

たったの1行 です。

以下に例示してみます。

1日に最低一つ、以下のように成長日記に1行書いていく要領です。

 

月曜日:会議の資料準備がうまくいった

火曜日:プレゼンしてたくさんの質問をもらった

水曜日:残業をしないよう仕事を早く片付けられた

木曜日:上司との会食で、仕事のやり方のアドバイスをもらった

金曜日:友達と飲みにいって元気づけられた

 

こんなのでいいのですか?

と言われそうですが、それでいいのです。

 

後日説明しますが、この内容が日増しに進化していきます。

例えば、私の最近の成長日記はこんな感じです。

 

月曜日:職場環境改善計画が奏功し経営会議で好評

火曜日:常務に対する部下の企画発表が成功

水曜日:部下が自発的に企画書を作成

木曜日:◯◯社役員と会食をし協業関係を大きく前進

金曜日:グローバル企業トップ向けプレゼンで協業案に合意

土曜日:スタジオに入り次のライブに向けた演出案が浮かぶ

日曜日:温泉に行き、新しい企画案を発見

 

ミニサクセスストーリーが「進化」していくメカニズムについて、このブログで数回にわたり丁寧に説明していきますね。

成長日記に成功体験を書いていくと、後からそれをふり返ったとき、自分の成長が一目見ただけでわかります。

自分の成長が目で見てわかるので、おのずと自信がついていきます。

自信がつくと、ついつい楽しくなってきて、継続することができます。

継続すると、仕事力がどんどん向上します。

 

日記の成功体験を分析すると、自分が成長する!

さらなる成功がやってくる!

 

プラスサイクルを生む重要なキーワード。

それがミニサクセスストーリーです。

あなたが一日の行動で「うまくいった・うまくできた」と感じた「ミニサクセスストーリー」を日記に1行書くことができましたか?

まずは練習と思って、何でもよいので一つ考え出してみてください。そして毎日一つずつ5日分のミニサクセスストーリーをノートに書いてみてください。この内容があなたの成長の「原資」になります。

 

このコラムの続きはこちらです。

私のノート術については、以下のリンク先にこれからも更新していきます。

私のノート術特集

 

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今日も明日も、あなたにとって、私にとって、よい一日でありますように!

お互い切磋琢磨していきましょう。

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