成功を生む秘訣とは?成功分析できない人は「成功パターンを再現」できない

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先週は日々の仕事をこなし相変わらず会議だらけの1週間でした。

加えて、社員との1on1を定期的にやっているのですが、こういう時こそ社員一人一人の声に耳を傾け、そして仕事だけじゃない普段の日常をお互いシェアしてすることがとても重要だと実感します

会社に行くとそうした会議ではなかなか出しにくい「ありふれた会話や笑顔」がなかなかできなくなりますからね!私も緊急事態宣言解除を踏まえて、今後オフィス勤務をどのように再開させるか検討しています。しかし、ここまでの学びをしっかり踏まえた上でただ単にオフィス再開とはしたくないですね!現在、いろいろ考えてます。

あと、週末は11冊目の新刊の打ち合わせを行いました。こちらも着々と進んでいます。

 

今日のテーマ

安定して成功を生み出す秘訣は何だと思いますか?
それは成功分析により「成功パターン」を身につけることです。成功分析できない人は「成功パターンを再現」できないのです。今日は 私の成功の秘訣 をあなたにお伝えします。

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多くの方は、過去の失敗を分析し、その反省から改善策を考えることに集中しています。それほど、世の中には「問題解決思考」「問題解決法」と失敗や課題を分析する手法が流通しています。

したがってある程度課題(失敗や反省)からアプローチすることが定石になっています。

反省に対しては、不思議とあれも、これもとその原因を見つけることができるものです。

たしかに効果的ですが、そこから大胆な発想が出てくるか?

やる気が出てくるか?(行動につながるか?)

を考えると、果たしてどうでしょう?

 

失敗分析はできても、成功分析できる人は少ない

 


あなたが過去にうまくいったことに対しその 「成功要因」を分析できますか?

失敗 」からの学びはとても大事です。しかし、それは時に「守りの姿勢(保守性)」を生み出すことにもなりかねません。一方、「成功」からの学びは自信につながり、願望ややる気を醸成します「攻めの姿勢(積極性)」を生み出すのです。

毎回反省反省では疲れませんか?

私は疲れちゃいます・・・

そこで視点を変えます。

あなたが、過去にどんな小さなことでよいので「うまくいった」と思うことを思い浮かべてください。

・〇〇プレゼンがうまくいった

・〇〇さんと接点ができた

・〇〇交渉がうまくいった

 

あなたはその成功体験に対して、それが何でうまくいったか説明することはできますか?

 

私たちは反省に対して、その原因を分析することができます。

でも 成功に対して、その原因を分析するのが苦手なのです。

 

私は、仕事でよい成果を出した部下の成功体験に対し、「どうしてうまくいったの?」とよく質問を振るようにしています。

 

何十人と質問してきましたが、それを整理して答えられる人はかなり少ないです。

そもそも、私たち日本人は成功を語るなんて謙虚じゃないと思ってしまう。

成功なんておこがましいと遠慮が入る。(つまり出る杭打たれるのを恐れる)

だから失敗分析(反省)はできても、成功分析は上手じゃない。

 

成功分析できない人は「成功パターンを再現」できない

 

この質問に答えられない人は、

その成功要因は

  1. 自分のどんな行動がもたらしたのか?
  2. 周りのどんな支援のおかげなのか?
  3. それをあなたがどう引き出したのか?(巻き込んだのか?)
  4. また自分のどんな強みが生かせたのか?
  5. それらをどうパターン化できるか?

がわかっていないのです。

 

自分の成功要因を「客観視」できていないと、②「次に何をすれば」成果が出せるかわからない、③すると 「成功パターンを再現」できないのです。

これは、とてももったいないことです(成長の機会損失、時間の垂れ流し)。

言い換えると、上記の5つの質問に答えられ、①、②、③の状態を逆転させると良いのです。

 

実践ノート術

成功分析の視点: あなたの成功体験を以下の5つのポイントで整理しましょう

  1. 自分のどんな行動がもたらしたのか?
  2. 周りのどんな支援のおかげなのか?
  3. それをあなたがどう引き出したのか?(巻き込んだのか?)
  4. また自分のどんな強みが生かせたのか?
  5. それらをどうパターン化できるか?

 

小さな成功(ミニサクセス)に目を向ける

 

そこで私がおすすめする方法があります。

小さな成功(ミニサクセス)」に目を向けるのです。

「私は成功者じゃないから、成功なんて目が向けられません」って声が聞こえてきそうです。

いえいえ、そんな大げさな成功ではなく、小さな成功に目を向けるのです。

これを「ミニサクセスストーリー」とよんでいます。

 

たとえば、

  • いつもより早起きして勉強ができた
  • 普段発言しにくい会議での発言が評価された
  • 上司にさらっと「それいいねー」と言われた
  • いつもより早く会社をあがれた(仕事効率)

などなども立派なミニサクセスストーリーです。

 

「成功」とは気付くもの

 

あなたの今日一日の出来事を思い浮かべてください。

どんな小さなことでもよいので「小さな成功体験」があるはずです。

それは、図表のような

  • 出会い
  • 早起き
  • 貯金

などがそうです。

 

先ほど例示した

  • 〇〇プレゼンがうまくいった
  • 〇〇さんと接点ができた
  • 〇〇交渉がうまくいった

などもそうです。

 

「小さな成功体験」は、大きな成功に比べて

  • 成功を再現できる「時間」が短い
  • スキルアップに必要な「投資」が小さい
  • やってみる「リスク」が小さい

のです。

 

「大きな成功体験」は確りと「計画」することが成功要因。

「小さな成功体験」は確りと「蓄積」することが成功要因。

 

安定的に成功要因の分析⇒再現を継続していくことで、成功パターンを増やすことができます。この流れを作るための工夫が仕込まれてて、自然とこれまで説明したステップが進みだすのが私のノート術です。

それはどんな仕組みかというと。私が考えた方法は「一行日記」!

 

ミニサクセスを一行日記に記録する

 

ノートを使って小さな成功要因を整理する分には誰にも気兼ねする必要はありません。やり方は簡単です。

  • 今日一日であなたが感じたミニサクセスをノートに記入(一行程度)
  • それがなぜできたか?を「←(矢印)」で補足説明
  • その中で次もできそうなことに下線 (⇒実践)

この積み重ねです。私はこれを10年以上やっていますが、相当なミニサクセスストーリーを蓄積でき、それを再現できるようになりました。日に日に、仕事の生産性が上がり、自分がやれる仕事のスケールが大きくなっていくのです。

この骨格にある「成長日記」含む人生戦略ノートについては拙著「29歳からの人生戦略ノート(日本実業出版社)」でポイントを説明しています。

 

29歳からの人生戦略ノート(日本実業出版社)


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このコラムの続きはこちらです。

私のノート術については、以下のリンク先にこれからも更新していきます。

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今日も明日も、あなたにとって、私にとって、よい一日でありますように!

お互い切磋琢磨していきましょう。

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