外資系企業が求める人材とは?

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おはようございます。金田です。

だいぶ温かく春っぽくなってきた印象がありますが、まだまだ新型コロナの感染には注意を払わなければ行けない状況です。

会社もリモートワーク中心ですが、各社員にご家庭の都合もあるので、全部が全部リモートワークだけに限定するわけにもいきません。なので、政府の方針に従いながらオフィスへ出社するのもOKという、柔軟な対応に変化しつつあります。

ちなみに私は会議がそうとう多く、先週は1日に19個の会議がありました。こうなってくるとオフィスへ移動する時間はありませんので、リモートワークならではのよさもあると感じたこの頃でした。

今回のテーマ

今回のテーマは「 外資系企業で求められる人材 」です。

このテーマを選んだ背景として、まずは私自身が外資系企業で働いてること。それに加えて、昨今は外資系企業に興味をお持ちの方や、活躍したいと考える方が増えてるように思えます。

事実として、私が経営するゼットスケーラーアジア法人も、多くの日本企業出身の方が応募してくれています。

そういった意味で、今回は「外資系企業が求める人材像」をお伝えしたいと思いました。

外資系企業へ転職したい方はもちろんのこと、今のお仕事を頑張る皆さんの会社が今後グローバル化していってもキャリアのお役に立てるはずです。

外資系企業で働く環境

外資系企業が求める人材についてお話する前の着眼点として、その背景がどうなっているのかをお伝えします。

まずは、グローバルに活躍する外資系企業の環境を【仕事の環境】【組織の環境】【評価】という3つの視点から、それぞれの特徴をまとめてみました。

●仕事の環境

やはり、「スピード感」「プロセスがしっかりしている」「グローバル人材と一緒に働くことができる」のは大きな特徴ですね。

グローバルな環境は、変化が早くて激しいです。それにアクションは国境を越えて伝達し動いていくので、意思決定は「○時間後」という単位で行われ即実行を意識します。

でもただスピード任せに突き進むのではなく、物事の一連の流れや手順を標準化し、チームで連携しています。

また私の考えでは、英語力が有る・無いよりも、異文化適合が大事ですし大きなメリットだと思いますね。

国ごとの文化の違を学んだり、そういった環境で働いてる人を見て学ぶことはとても多く、自身のキャリアアップに大きくつながります。

●組織の環境

まず率直に言って、「オープンな環境」ですね。上司でも部下でも立場は関係ありません。誰でも自由に、責任を持って発言できる環境が整っています。

また「役割と評価が明確」なので、プロセスやチーム連携がしっかりしていて、結果的にスピード感がある仕事ができます。

さらに「教育がしっかりしている」印象がありまして、私の個人的な感覚だと、日本企業とは明確な違いがあると思います。

日本企業の教育は、「研修」とか「トレーニング」ですよね。でも外資系企業の教育は、英語になっちゃいますが「Enablement」です。何が違うかと言うと、学びを即実行できるツールが揃ってること。

例えばリーダシップ研修を受けたなら、その後の1on1で使うフォーマットが既に出来上がっている。とにかく研修やトレーニングを受けて終わりではなく、その学びを即実行できるのが大きな特徴です。

●【評価】

よくある誤解として、外資系企業といえば「厳しい」「結果主義」「ダメだったらクビ」なんてイメージがあると思います。

ですが、こんなことは全くありません。それは古い情報かごく一部の話で、大多数の外資系企業は結果ではなく「実行/行動で評価」します。結果よりも、その人が日々どんな意識で行動しているかに着眼しているんですね。

また、これは個人的な見方ですが、外資系企業は「加点方式」です。逆に日本は減点方式が多いと思いますから、ここは大きな違いですね。

減点方式だと、やはりリスクを恐れて保守的になりがち。でも加点方式はそういうことがありませんから、どんどんチャンスを作っていけるんです。

したがって、「キャリアパスが明確」になってきますね。出世や新しい挑戦へのチャンスが多くなりますから、若くして出世したり、リスクを取って投資していけます。ただの年功序列制度ではなかなか叶わないことを、若くして叶えるチャンスがあります。

この先はこちらのダイジェスト動画をご覧ください。

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今日も明日も、あなたにとって、私にとって、よい一日でありますように!

お互い切磋琢磨していきましょう。

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