【ケーススタディー:パナソニック】会議の質を高める「ファシリテーション技術」

| | ,

先々週は三連休でした。家族の時間を過ごしたく、遠出も考えたのですが、オミクロンの流行もあり今回は自粛。自宅でネットフリックスを使って韓国系のドラマや、バイオハザードなど懐かしの映画を見て、家族で過ごしていました。

仕事の方は第三四半期に入り、上半期の振り返りと下半期の計画を推進している最中です。最近では、幹部陣との1on1を行い、同じく上半期の振り返りを個人単位で行っており、特に経営陣はとても意識が高く、自分自身も鼓舞されることが多くありました。

さて今週も、ちょっとでも皆さんの知識向上になればとMBAショート動画をお届けします。

今回は「組織/リーダーシップ編」
そしてパナソニックさんをケーススタディーにファシリテーション技術について説明します。

ファシリテーションとは?

今回のMBA実践メルマガは、組織とリーダーシップ編。テーマは、会議の質を高める「ファシリテーション技術」です。

まずはじめに、「ファシリテーション」とは何かを説明します。

専門書などで「ファシリテーション」という言葉を調べると、以下のように定義されています。

今回は難しいことを考えず、もっとシンプルで簡単に考えましょう。

ここでいうファシリテーション技術とは、 会議で参加者の意見を引き出し、議論を円滑に回す技術 のこと。

この定義で、パナソニックさんの取り組みをケーススタディとして学んでいきます。

ファシリテーションができてない会議・できている会議の違い

本題に入る前に、私の体験談から、「ファシリテーションができていない会議・できている会議」の違いをお伝えしたいと思います。

まず「できていない会議」は、以下のような印象があります。

・特定の人ばかりが熱く語っている。他の人の意見が出にくい。

・会議が、ただ形式上で行うだけになっている。議論が出来レース化している。

次に「できている会議」は、以下のような印象があります。

・主催者は、サッカーで例えるなら「監督」のような存在。発言するよりも、会議を俯瞰している。

・主催者は、会話が目的から逸れて来た時に軌道修正したり、発言者が偏らないように、指名して質問を振っていく。

・今の会議だけでなく、次回の会議のことまで考える・事前準備を参加者に振る等しておく。

結論として、ファシリテーションができている会議とは、「主催者である自分よりも周りが主体的に意識を向上させて会話し、時間以内に意見をまとめて、次の行動まで促せる会議」なのだと思います。

主催者(ファシリテーター)に求められる力

会議で参加者の意見を引き出し、円滑に回すためには、主催者(ファシリテーター)は以下のような力が必要だと思います。

・周りの意見をよく聞く。全体を俯瞰するチカラ。

・議論を深堀りできる質問をするチカラ。

・今、何の議論をしているのか。それを適切に把握し、コントロールしていくチカラ。

このことを踏まえたうえで、パナソニックさんを例にケーススタディに入ります。

こちらの動画のフルバージョンは2022年2月28日(月)配信の私のメルマガ第208号でテキストと共に配信しています。私のメルマガは「金田博之 メルマガ」で検索いただくと出てきます。ぜひメルマガで更に深い知識を得てくださいね!更に知識を深めたい方はMBA実践講座でもお会いしましょう!こちらは完全双方向型のワークショップです。「金田博之 MBA」で出てきますよ😊

皆さんのスキルアップの少しでもお役に立てれば嬉しいです。

金田博之4つのMBA総合チャンネル

あなたにより深い有益な「情報」「動画」「資料」「勉強会/セミナー」に手軽に・気軽に・自由にアクセスいただくため、金田博之4つのMBA総合チャンネル、および以下スクロール先(PCの場合は画面右側)の「ご案内」をご参照ください。ぜひつながりましょう。

金田博之 4つのMBA総合チャンネル

また、過去のブログ記事一覧はこちらです。
さらに、当ブログの全体構成はこちらです。

今日も明日も、あなたにとって、私にとって、よい一日でありますように!

お互い切磋琢磨していきましょう。

Previous

【ケーススタディー:パナソニック】会議時間を短縮し、会議の質を高める「会議改革」

外資系企業の「経営会議」はここが違う!

Next