「失敗」ばかりに目が行くあなたが取り入れるべき視点

| | ,

今日も当サイトにアクセスいただき、ありがとうございます!
今日、あなたにお送りしたいテーマは「失敗」ばかりに目が行くあなたが取り入れるべき視点です。今日も自分の実体験(オリジナリティ)をベースに3分程度で読める内容にまとめました。では、はりきっていきましょう!

 

失敗分析は改善活動の定石

多くの方は、過去の失敗を分析し、その反省から改善策を考えることに集中しています。それほど、世の中には「問題解決思考」「問題解決法」と失敗や課題を分析する手法が流通しています。したがってある程度課題(失敗や反省)からアプローチすることが定石になっています。

反省に対しては、不思議とあれも、これもとその要因を見つけることができるものです。しかも、反省をすることで、上司や周りには「この人は改善意識が高いな」と思われる効果もあります。

たしかに効果的ですが、そこから大胆な発想が出てくるか?やる気が出てくるか?(行動につながるか?)を考えると、それは果たしてどうでしょう? 毎回反省反省では疲れてしまいますよね。

そこで、「もう一つの視点」を合わせて持つことをおすすめします。

 

失敗よりも「成功」に目を向ける意味

あなたの「成功」に目を向けてみるのです。

小さな成功(ミニサクセス)に目を向ける

「私は成功者じゃないから成功なんて、目が向けられません」

いえいえ、そんな大げさな成功ではなく、小さな成功に目を向けるのです。これを「ミニサクセスストーリー」とよんでいます。たとえば、

  • いつもより早起きして勉強ができた
  • 普段発言しにくい会議での発言が評価された
  • 上司にさらっと「それいいねー」と言われた
  • いつもより早く会社をあがれた(仕事効率)

などなど。

成功要因が説明できる人は「再現性」が高い

成功要因(ミニサクセスストーリー)を分析し、その成功要因を地道に蓄積していくことで、明確に自分の成果を確認(認識)できます。それはあなたの「小さな自信」の積み上げにつながるでしょう。そしてその理由を分析できれば、「再現」することができるのです。

成功要因が説明できる人は成功までの「再現性」が高いのです。つまり、小出しでも、何度も繰り返し結果が出せるのです。安定的に成功要因の分析⇒再現を継続していくことで、成功例を増やすことができます。こうして、自信がうまれると、「願望」が出てきます。その願望(付随する自信)が原資になり、思い切った行動ができるようになってきます。

 

あなたの小さな成功要因を分析してみる

では、あなたは過去の成功に対して、その要因を分析することはできますか?

実は成功要因ほど自己分析をすることは難しいです。よく、私は部下がよくやってくれた成功体験(ミニサクセス)に対し、「どうしてうまくいったの?」と質問を振るのですが、それを整理して答えられる人は結構多くないです。たとえば、その成功要因は自分のおかげなのか、周りのおかげなのか、また自分のどんな強みが成功につながったのか? がわからなくなってしまうのです。

つまり、自分の成功要因を客観視できていない、つまり成功を再現できていないのです。これは、とてももったいないことです(成長の機会損失、原資の垂れ流し)。そもそも、私たち日本人はそれが謙虚じゃないと思ってしまう。成功なんておこがましいと遠慮が入る。(つまり出る杭打たれるのを恐れる)

そこで工夫が必要になります。

ノートを使って小さな成功要因を整理する分には誰にも気兼ねする必要はありません。やり方は簡単です。

  • 今日一日であなたが感じたミニサクセスをノートに記入(一行程度)
  • それがなぜできたか?を「←(矢印)」で補足説明
  • その中で次もできそうなことに下線 (⇒実践)

この積み重ねです。私はこれを10年以上やっていますが、相当なミニサクセスストーリーを蓄積でき、それを再現できるようになりました。日に日に、仕事の生産性が上がり、自分がやれる仕事のスケールが大きくなっていくのです。

この骨格にある「成長日記」含む人生戦略ノートについては拙著「29歳からの人生戦略ノート(日本実業出版社)」でポイントを説明しています。

29歳からの人生戦略ノート(日本実業出版社)

たった1行書くだけで、「その場しのぎ」から抜け出せる。そんな簡単なノート術があったら、知りたいと思いませんか。
20代後半から、公私ともども変化が訪れ、期待と不安が入り混じる時期に差しかかります。将来に対して「不安」や「焦り」を感じながらも、目の前の仕事に追われ、ただ漠然と毎日を過ごしてしまう人は多いのではないでしょうか。
「人生戦略ノート」とは、「会社に戦略があるなら、人生にも戦略があってしかるべき」という考えのもと、著者が29歳の副社長補佐時代から書き始めたノートがもとになっています。たった1行書き始めることで、「計画→行動→評価→改善」(PDCA)という、仕事でもプライベートでも成功するためのサイクルを自然に回すことができます。
著者は、グローバル企業SAPで、世界7万人の上位2%に7年連続で選出されるほど、ハイパフォーマンスを上げている人物。第一線で活躍する著者のノート術で、将来に対する不安を払拭しましょう。20代、30代のみならず、すべての年代の方に読んでいただきたい一冊です。(Amazonより)

ぜひ、皆さんにもおすすめしたい「視点」であり、実行方法です。

あと、こちらのコラムもぜひご参考までに!
➡ 憧れを成長の原動力に変える人生戦略とは?

 

更に役立つ情報のご案内

 

あなたにより深い有益な情報を発信するため、以下スクロール先の「ご案内」をぜひご参照ください。ぜひつながりましょう。

今日も明日も、あなたにとって、私にとって、よい一日でありますように!

お互い切磋琢磨していきましょう。

Previous

グローバルトップが目指す「世界観」とは?

目標実現の「原動力」となる一番の源泉

Next