私がグロービスで学んだ「フレームワーク思考の本質」

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こんにちは、金田です。
今日も当サイトにアクセスいただき、ありがとうございます!

暑く蒸し蒸しした日が続きますが、
みなさん、体調はいかがですか?

たまたまなのか、
今年は私の周りで「夏バテ」という言葉を聞きません。しっかり栄養あるものを食べて、体力ダウンしないように、そして夏休みでしっかりとリフレッシュしていきたいですね!

本日お送りしたいテーマは私がグロービスで学んだ「フレームワーク思考の本質」、です。今日も自分独自の実体験をベースに3分程度で読める内容にまとめました。では、はりきっていきましょう!

改めてフレームワーク(枠組)の重要さとその本質を認識します。フレームワーク思考を持つと仕事だけでなく、普段の周りの方との会話においても非常に役立ちます。

この、フレームワーク思考の本質って何でしょう?
以前(2007年)、グロービスのEMP(Executive Management Program)コースで学んだポイントを整理してみました。

フレームワークを自分なりに解釈すると、物事を考え整理する際の「」だと思っています。この「型」をたくさん持っているとゼロベースで考えるよりもはるかに効率的で、いかにも経験がある人のように自分を見せることもできます

個人的にはこの「型」を増やすことで「パターン」ができ、「パターン」を蓄積すると「経験」が生まれます。そして、この「経験」をパッと頭の中から引き出す時はフレームワーク「型」を持っておくと便利です。こんな因果関係でしょうか。

フレームワーク思考の簡単な例をあげてみます。

例えば、「刑務所はXXするシステム」という例を考えてみます。

「あなたはどんなシステムと連想しますか?」

と聞かれると、普通は

「犯罪者を収容するシステム」
「更正するシステム」

などがでてくると思います。

しかし、「他には?」と聞かれても、そこで志向が止まっています。この状態で頭を振り絞って考えても時間がかかる割りには対していいアイデアが頭から出てきません。

フレームワーク思考の第一ステップは、まずこれらを「ネガティブ」というキーワードでくくる発想を持つこと、そして第二ステップは、それに対比する「ポジティブ」というキーワードを発見することです。

ネガティブとポジティブを押さえてしまえば、全体の「漏れ」がなくなります。

この思考を持つと、例えば網走刑務所は「観光を目的としたシステム」という別の視点が見えてきます。

その後は「ポジティブ」な刑務所を連想すると様々な発想がでてきます。この例では、物事をネガティブ面とポジティブ面を押さえると漏れなく、あるいは違う視点で見ることができます。これがフレームワーク思考の効果です。

男性/女性、将来/過去/現在、心技体など物事をロジカルに考え、「漏れ」をなくす、あるいは「違う視点」を見つけるために、こうしたフレームワークを常に意識した発想を持つことが重要であると改めて実感しました。

フレームワークと聞くと、経営用語としてよくある3C(Customer/Competitor/Company)や4P(Product/Price/Promotion/Plaace) などを指すように聞こえますが必ずしもそうではありません。もちろんこれらは先人の知として物事を漏れなく把握するために使えますが、最も重要なのは自分で自分なりのフレームワークを作って、物事を考えることです。

 

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今日も明日も、あなたにとって、私にとって、よい一日でありますように!

お互い切磋琢磨していきましょう。

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