相手を動かす「質問力」と3つの工夫

| | , , ,

こんにちは、金田です。
今日も当サイトにアクセスいただき、ありがとうございます!

本日お送りしたいテーマは相手を動かす「質問力」と3つの工夫、です。今日も自分独自の実体験をベースに3分程度で読める内容にまとめました。では、はりきっていきましょう!

わかっていてもなかなか実践できないのが「質問」です。

普段、自分と相手でどれくらいの会話を占めているか意識してみると8割が自分、5割が自分、など状況や性格によってまちまちかもしれません。

「伝える」、「聴く」、それぞれ状況によって使い分けが変わってきますが、今回は「聴くこと」の重要性について整理しておきたいと思います。

相手との限られた時間を有意義に過ごすためには「質問」で情報を引き出し、あるいはのびのび相手に話してもらい、会話をコントロールする心得があるとよいです。

話し上手よりも聴き上手を目指すことは、多くの人を巻き込み、大きな成果を出すために不可欠なことです。つまり、自分一人の力を何倍にも高めることにも通じる。

グロービスのマネジメントコースでも「質問力」に関する講義は、エグゼクティブ向けのコースにしかないらしく、それだけ近年質問する力の重要性が高まっているのでしょう。

質問とは単に「情報収集」や「確認」を目的にしたものとは限りません。

質問には「指導・教育」といった目的もあります。

この「指導・教育」を目的とした「質問」を行うことで何が相手側に影響するかを考えてみると、一つは「相手が考える」ことの効果です。

考えることで相手は成長します。そして他人本位ではなく主体者意識や責任感が上がります。また、相手の参画意識をあげることでモチベーションの向上にもつながります。

そして、「相手の中に潜在的に眠っている面白い案」を引き出すこともできます。一方的な押し付けではこうした周りの潜在的な力を引き出すことはできません。

従って、この質問は組織やプロジェクトのリーダー、先輩から後輩への教育など幅広く活用できます。

考えさせる質問としては以下の3点を工夫してみるとよいです。

  1. 欠けている大きな視点を気づかせる (あえて答えにくい質問をして考えさせる)
  2. 考える主体を転換させる (相手の立場や全体最適の視点で考えさせる)
  3. 意見と事実とを区別させる (思い込みが強い相手に対して、再認識を促す)

指導・教育を目的とした質問ですので、答えを与えるもの、強制するものでは、相手の思考を止めてしまいます。下記3点をふまえ質問をよく考えて、実行することが重要です。

 

更に役立つ情報のご案内

 

あなたにより深い有益な情報を発信するため、以下スクロール先の「ご案内」をぜひご参照ください。ぜひつながりましょう。

今日も明日も、あなたにとって、私にとって、よい一日でありますように!

お互い切磋琢磨していきましょう。

Previous

私がグロービスで学んだ「フレームワーク思考の本質」

ジョン・コッターの組織変革8段階プロセスとそのポイント

Next