リーダーが組織力を高める最も単純で効果的な行動原則とは?

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今日、あなたにお送りしたいテーマは「リーダーが組織力を高める最も単純で効果的な行動原則とは?」です。今日も自分独自の実体験をベースに3分程度で読める内容にまとめました。

では、はりきっていきましょう!

 

リーダーが組織力を高める最も単純で効果的な行動原則とは?

私が初めて組織を任されたのが30歳の時。

組織をリードする経験が全くなかった私は若かったこともあり、部下からどうなめられらいように振る舞うか、私が身近に尊敬するリーダーのようにどううまく部下を統率するかばかりを考えていました。

自分が初めて率いる組織のチーム力を高め、組織でパフォーマンスを上げていきたい…

想像つくとおり、リーダーとしてあるべき理想ばかりを考えていたのです。そんな私は部下をうまくリードできず、失敗ばかりを繰り返していました。そんな時に学び、そして今なお実践している行動原則を今回は共有します。

組織の組織力を高める最も単純で効果的な方法はあるのでしょうか?

 

辛い時こそ人一番明るく(笑って)、うまくいっている時こそ人一番厳しくなる

それは、「辛い時こそ人一番明るく(笑って)、うまくいっている時こそ人一番厳しくなる」ことです。

私が組織のトップとしてグローバルのあるエグゼクティブから学んだ最も大切にしているモットーです。単純なようで、いざ実践するとなかなか難しい。

その逆のことは誰だってできます。辛い時は厳しい顔をしてチームを不安に陥らせたり、うまく行っている時は気が緩みチームをだらけさせてしまうのです。

 

リーダーは普段どのような行動をとるべきか?

そのためには普段からどのような行動をするとよいでしょう?

どんな訓練をしていけばよいでしょう?

それは、「メンバーとの会話の接点を極力増やすこと」。1on1でも、チーム会議の場でも、全体会議の場でも、あるいは飲みの場でも、どんな方法だってあります。

そして、最も効果があるシンプルな行動は「上司がフロアを歩きまわってメンバー一人一人と接すること」。ただし監視はしない。そして極力笑顔で、できれば大きな笑い声が聞こえるくらい明るく振る舞います。

我が社は現在大忙し。自然と緊張感でいっぱい。多くの人がピリピリしています。そんな時だから、上司は明るく振る舞い、メンバーを緊張から解放するのです。

海外のオフィスに行くと、部下からではなく、上司から積極的にメンバーに声をかけています。集中仕事の時を除き、デスクで黙々と仕事をしている上司はいません。

そうすることで部下の表情は明るくなり、現場の声が集まり、組織の課題をリーダーが把握し解決していくことでチーム力が高まっていくのです。

 

現場の声はリーダー自ら集めていくもの

現場の声は待っていてくるものではなくリーダー自らが行動して集めていくもの。そのためのモットーと行動原則をグローバルで仕事をして私は学ぶことができました。

リーダーシップに不可欠な要素は「資質」、「能力」、「行動」の3つ。その中で最も重要な要素は「行動」ということをMBAで学びました。

つまり組織はリーダーの行動を見て育ち、やがて組織文化が形成されます。だから普段から言動が矛盾している上司、いざというところで逃げる上司(なぜか体調不良になるとか)、あるいは普段は優しいが突然感情をあらわにする上司など、部下はしっかり見ています。

資質や能力よりも行動、と簡単に言いますが、これを実行に移すことがいかに難しいことか。だからこそリーダーは普段に言動を相当意識しないといけない。

資質や能力がない、と諦めている上司の方、そんなことはありません。行動で勝負しましょう。そうすることでリーダーシップに必要な要素は後天的に身についていくものです。

 

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著者プロフィール

1975年山口県下関市生まれ。
世界のMBAランキングで首位のINSEAD RMDPを修了。

1998年、グローバルに展開する外資系大手ソフトウェア企業SAPに新卒で入社。以来、入社1年目で社長賞受賞(その後、3年連続受賞)、29歳で副社長補佐、30歳で部長に着任、35歳で本部長に昇格。マーケティング、営業、オペレーションまで幅広いマネジメントを経験。

SAP全社10万名のなかのハイパフォーマンス(上位2%)を挙げた人物に7年連続で選抜される。日本の大手製造・流通企業のミスミグループ本社でGMとしてグローバル新規事業を推進した後、現在はNASDAQに上場している外資系IT企業「ライブパーソン(LivePerson)」の日本法人代表。

プライベートでは勉強会を定期的に開催し、参加者は累計1000名を超える。現役のビジネスパーソンでありながら、これまで10冊の書籍を出版。プレジデント、ダイヤモンド、東洋経済、日経BPなど各種メディア掲載実績多数。オフィシャルメルマガは2017年・2018年・2019年それぞれまぐまぐ大賞を受賞。

※このブログは個人の意見や考え、観点のみが記載されています。このメルマガは会社による公式な見解は全く含みません。

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