経営会議プレゼンで重要な5つのポイント

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本日お送りしたいテーマは経営会議プレゼンで重要な5つのポイント、です。今日も自分独自の実体験をベースに3分程度で読める内容にまとめました。 では、はりきっていきましょう!

新規事業を推進する事業責任者立場になると、経営トップへの戦略プレゼンや企画プレゼンの機会がよくあります。たとえば以前行ったある経営会議でのプレゼン。緊張した雰囲気の中、15分のプレゼンを行いました。

その振り返りと反省のポイントを5つほど残しておきます。

1.冒頭でプレゼンの目的をクリアに伝える

特に役員会になると各部門のトップが集まるので、 聞く側の期待値があわないと議論がかみ合わない (あるいは関心が一部の方に寄ってしまいます。プレゼンの冒頭で必ず「今日の目的」を伝えることが肝心です。例えば、それが「情報共有が目的で、何を知ってもらいたいのか」「議論が目的で、何を議論したいのか」「意思決定が目的で、何を決めてほしいのか」といった点をクリアにしておくことです。

2.内容を絞り、最後にしっかり「まとめ」を入れる

その経営会議で反省だったのは、私が様々なアクションプランを織り込んだため 「それを全部できるのか?」という質問が入ったことでした。 つまりやるべき、伝えるべき重要アクションを2~3に絞込み、 クリアな優先付けができていることです。
そして自分にとっても、聞き手にとっても「プレゼンのポイントがなんだったのか?」をしっかり頭に残すことが重要です。そこで、プレゼンの最後に「まとめ」ページを用意し論点を3点以内に要約して伝えると、相手の意見を引き出しやすくてよいです。

3.プレゼンの終わりに必ず「マネジメントへのお願い事項」を入れる

プレゼンが成功した暁には各種投資も含めた経営陣の支援を得られやすいです。そこで、プレゼンの最後のほうのどこかに「お願い事項」を入れておくのです。それを受けてさらに質問を引き出すことができます。この質問がトリガーとなりマネジメントからの期待値を再確認するよいチャンスです。

4.質問への切り返し

高度なテクニックかもしれませんが、なるべく多くの部門を視野に入れたうえで回答すること。例えば、営業部門のAさんから質問が来たら、開発部門のBさんの状況もある程度意識しながら切り返すこと。繰り返し各部門のトップが集まるので視点が偏っては建設的な議論にならないです。(ある意味ポリティカル)

5.絶対時間厳守

どんなに内容のよいプレゼンでも(Q&A含めて)発表時間を守ることは原則です。 この時のように15分というプレゼンは60分のプレゼンよりも意外と難しいです。質疑が含まれると、がぜん時間厳守が難しくなります。つまりプレゼン能力だけでなくファシリテーション能力も求められます。

短時間に限られたプレゼンだと詳細を説明するのはムリがあるので、「お前に任せる!(つまり先に進める)」と言ってもらえる安心感をいかに醸成するかに注力することが重要です。

以上、リッチな15分の中で得た学びを共有させていただきました。

 

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今日も明日も、あなたにとって、私にとって、よい一日でありますように!

お互い切磋琢磨していきましょう。

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