チームが自分達の範囲を越えた議論につまずくとき何をすべきか?

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本日お送りしたいテーマはチームが自分達の範囲を越えた議論につまずくとき何をすべきか?、です。今日も自分独自の実体験をベースに3分程度で読める内容にまとめました。では、はりきっていきましょう!

組織の日々の改善をメンバーが議論する際、 つい会社のルールが、あの人が言ったから、提供された資料がこうで、他部門がこうだから、 など自分達の範囲を越えた話になることが多々あります。それでは、せっかくのメンバー主体の議論が進まないですよね。企画でもプロジェクトでもなんでもそうです。そんな際に、リーダーが注意すべきことは何でしょう?

それは自分達でコントロールできることと、できないことの区別です。リーダーとして、それを箇条書きでも事前に整理しておくと議論が円滑にすすみます。

自分達でコントロールできないことを議論すると無意識に他人本意になりがちです。 これはこれで重要ですが、最も重要なことは今、自分達で主体的に改善できること、 つまりコントロールできることに議論を集中させることです。

もう少し具体的にご説明すると、 メンバー自身でコントロールできないことは上司に相談するアクションに整理すること。この場合では私が引き受けること、と上長である私の役割を明確に定義します。その代わり、メンバーには安心して、自分達で主体的にできることを重点的に、のびのびと議論してもらいます。(参考記事:ファシリテーションで一番重要なポイント(写真付き))

例えば、「組織として提案力を強化したい」という議論の際に、「会社で作成された資料が悪い、他部門の協力を得られない」・・・ではなく、「そもそも自分達の訴求技術のどこを強化するか?」、あるいは「プレゼン力のどこを強化するか?」を議論してもらいます。

自分達でコントロールできることは明日からでも改善効果が見られます。 こうして日々の即改善は現場の中から生まれ、 またそれが成功したらメンバーの自信につながります。

コントロールできないことを改善することは重要ですが、どうしても時間がかかるのです。 また繰り返しですが意識がどうしても他人本位に走ってしまいます。そう信じながら日々のメンバー主体の議論をコントロールしています。

ちなみにメンバーがコントロールできないことは私が引き受けることとご説明しましたが、 私で優先付けを行った後、すぐに他部門やトップに働きかけて メンバーがより働きやすい協力体制や環境を作ることに努力します。つまりメンバーに改善を求めるだけでなく、 自分自身も改善に向けたアクションをとることです。

それも上司としての仕事です。

 

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今日も明日も、あなたにとって、私にとって、よい一日でありますように!

お互い切磋琢磨していきましょう。

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