人生戦略:成果志向だけでは人生うまくいかない

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本日お送りしたいテーマは「人生戦略:成果志向だけでは人生うまくいかない」です。今日も自分独自の実体験をベースに3分程度で読める内容にまとめました。では、はりきっていきましょう!

誰もが仕事の目標設定をしている(あるいはさせられている)と思います。私は以前外資系IT企業にいたのですごく実感しますが、「成果志向」は仕事の成功の上でとても重要な要素です。でもそれは一時的なものであり、必ずしも未来永劫、安定的に成果が出せるとは限りません。もちろん成果にこだわることは重要です。しかし、それが全てでしょうか?

「成果志向」に対し、「成長志向」があります。

会社では「成果」に対する目標設定がされますが、果たして「成長」に対して目標設定ができているでしょうか? おそらくこうした目標設定をしている企業あるいは個人は少ないように思えます。例えば、「自分の強みのどの分野を生かし、成長する姿(ゴール)をどう目標設定するか?」「自分の弱みをどう補う目標設定するか?(勉強します、というレベルではなく)」

人事考課にコンピテンシー(能力開発)の目標設定をしている例もありますが、多くが形骸化しているように思えます。「成長志向」を持つと、環境の変化に対する受容性が上がり、人間味も上がり、周囲もその成長に刺激されます。結果、長いスパンで見た人生の成功につながるのではないでしょうか。

私が成長指向が重要と思う理由は大きく3つあります。

欠点を長い目でどう克服するかにも目が行きやすくなる

成果ばかりを求めていたら、近視眼的になりません。成長をするためには欠点を知り、それを克服する目標設定をしないと人間は成長しない。長所である自分の得意分野の偏差値70を75に上げるよりも、短所である偏差値50を65に上げること、つまり強みよりも弱みを伸ばしたほうが短期間で効果が出やすい。欠点を隠す人間は失敗に対して様々な言い訳を考えることでしょう。(自分から自分へ、の意識)

他人の長所に敏感に気づきだす

自分の欠点を知ると他人の長所が見えてくる。これは自分の普段の仕事での意識ですが、自分の欠点を知ればこそ、自分の部下や同僚の長所を引き出そうという発想になります。他人が持つ長所を全て自分のものにすることは不可能なわけで、むしろ自分の欠点を補完してもらいながら、他人の長所を活かしていく発想のほうがチーム力の向上につながります。成果主義だけではなかなか出てこない視点です。この点、Click➡ ぜひこの関連記事もご参考ください。(自分から他人へ、の意識)

完璧主義を卒業する

経験上、成果主義は完璧主義を目指します。完璧人間を演じてもだめです。むしろ成果ばかりを求め、「人間味」がないつまらない人間になるでしょう。また、謙虚な精神を持つことはとても重要と考えています。 (他人から自分へ、の意識)

成果指向は重要です。成果に依存する人は、自分が得意とする領域に身を置くことで強みを発揮しますが、そこから生み出されるアウトプットは厳密には成果であり、成長ではありません。それだけでなく、成長指向もあわせて持ち、目標設定していく視点も持ちましょう。

 

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今日も明日も、あなたにとって、私にとって、よい一日でありますように!

お互い切磋琢磨していきましょう。

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