あなたの哲学は?

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今日も当サイトにアクセスいただき、ありがとうございます!
本日お送りしたいテーマは「あなたの哲学は?」、です。今日も自分独自の実体験をベースに3分程度で読める内容にまとめました。では、はりきっていきましょう!

以前、あるグローバル企業の役員に「あなたの哲学は?」と聞かれて一瞬立ち止まったことがあります。

自分が一流といわれるものを目指すためには誰にも負けない何かを持たなければならない。そのためには、様々な環境や誘惑に惑わさない自分の哲学を持つこと、つまり芯を持つことが重要だとそのだいぶ後に気づきました。

哲学という言葉の厳密性はさておき、私個人的には「自分の哲学って何?」を考えるのが好きです。自分の哲学を考えることは、自分の思考を論理的に証明する過程です。ものごとの本質を明確にしようと追求する姿勢です。

ここで、哲学についての自分の考え方を明確にしておきたいと思います。もちろん哲学は私にとっての専門性の分野ではありませんので、専門的な立場で哲学を定義したり本質を追求するものではない点をご容赦ください。個人的には哲学というものに興味はあり、やはりビジネス書だけでなく、哲学や心理学といった分野も研究し、自分の思考の領域を広げておきたいとは思っています。会話の領域を広げたいというのも目的の一つです。

「万物の原理は水」で有名なタレス、そしてソクラテス、プラトン、アリストテレス。「我考えるゆえに我あり」で有名なデカルト、スピノザ、カント。さらにニーチェと様々な哲学者がいます。

それらを共通して考えてみると、哲学は世界という共通の認識を、言葉で説明する、あるいは矛盾を追及する過程そのものではないかと思っています。世の中の普遍的な原理そのものを認識することが目的ではなく、その過程にある思考のプロセスそのものが哲学だと思っています。

哲学の起源であるギリシアではまずは世界は何から出来ているか? の追求から始まります。つまり原理の追求(水、空気など)がもともとの起源と考えられます。世界を追求するがゆえに主観と客観、精神と物質を一致して考えるか、分離して考えるか。そして最終的には自己の追求へとなってきます。

哲学は学ぶものではなく、哲学するものとあるとおり、決まった原理を習得するものではないということです。つまり、自分の思想、ものの見方や考え方、人生観や世界観と答えのないものを追求する姿勢であらわせると思います。

こうして物事の原理や本質を追求していくと、自分が何かの判断に迫られたときに正しい決断ができます。「何でも」精神で望んでいたのがこれまで。でも、その「何でも」の性格は変えられないからせめてその判断基準を設けたい。

こうすればよい、という時代は終わり、自分の判断が求められる時代。厳しい世の中です。だからこそ、判断力を武器にできる人は成長が早いとも思えるのです。自分がある行動をした時に、それを極力論理的に整理してみるとよいです。その結果、自分がある行動をとった根拠がわかると自分の判断に責任を持つことができます。

あなたもご自身の人生観や世界観をゆっくり考えてみたことはありますか?
ふとそんなとき、こんな哲学の本もお勧めです。

いま世界の哲学者が考えていること

人工知能、遺伝子工学、格差社会、テロの脅威、 フィンテック、宗教対立、環境破壊……
「世界最高の知の巨人たち」が 現代のとけない課題に答えをだす

いつまでも「哲学=人生論」と思っているのは日本人だけ!

★人類が直面する世界の課題を哲学で解く!

「哲学」と聞くと、名言で有名な昔の哲学者を思い起こしたり、あるいは現実には役に立たないものといったイメージを持つ方が多いと思います。私たちの生きる現代において、世界の哲学者はいま何を考えているのでしょうか。
実は現代の哲学者は今まさに私たちの暮らす社会を一変させようとしている多くのテクノロジーについて考えています。例えば米国では一般的になりつつある遺伝子検査やビッグデータ活用など現実的な問題と向き合っているのです。スマートフォンから遺伝子操作による寿命延長まで、今、人類が直面する時代に世界の哲学者はどのように向き合っているのか、そのエッセンスを本書でわかりやすく解説します。宙に浮いた観念の話ではなく実際に私たちの生活に影響を与えつつある問題について、現代の哲学者が何を考えているのかを明らかにします。

★ローティ、ガブリエル、メイヤスー……
登場するのは21世紀最前線の哲学者たち

ソクラテスからニーチェまで「哲学」から連想される名前は数多くあります。しかし本書に掲載しているのは存命の、日本でもあまり紹介されていない哲学者ばかりです。21世紀、現在進行形の問題に哲学者がどのように対応しているのか、この一冊でカバーすることができます。

 

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